簿記論・財務諸表論に合格するためには、多くの個別問題を解かなければなりません。
個別論点があいまいのままだと、総合問題で雪崩的にミスをしてしまいます。
また、簿記論においては特に問題自体に解き慣れている(手など感覚的に覚えている)ことが必要です。
個別問題を解く上での問題点
コピーが面倒
多くの個別問題を解く必要があっても、問題文のコピーを用意すること自体が障害となります。コピー作業は、お金と時間がかかります。
コピーする必要ある?→ある
簿記論・財務諸表論の問題は直接問題文に書くことをオススメします。有価証券や固定資産など、実際に問題文の表を利用する場合があるものは、直接問題文に書き込んで解いていく方が良いです。
また、本試験と同じように問題自体に書き込んで解いていくスタイルを何度も何度も繰り返すことがレベルアップの近道です。
個別問題の取り組み方 ①→⑤の順で
① 5円コピーでコピー(最初の1回だけ)
ダイソーで問題集の問題部分をすべてコピーしてください。コピー作業は、この時点だけです。
↑簿記論では、大原の経験者コースで配られる「完全合格問題集」を手に入れて解いていました。難しい論点も良くまとまっていて、何度も解くことでレベルアップできます。※私の受講していたクラスは初学です。
② コピーした問題文に対してフリクションボールペンで解く
フリクションボールペンを使って問題をときます。③ 間違えた箇所などを問題集か教科書へメモ
自分が間違えた情報を次も間違えないように対策します。簿記論では、最初は問題集自体にメモして、そのなかで必要と思ったことを教科書(財表では要点チェックノート)にまとめていました。
④ コピーした問題文に対してアイロンをする→消えます。
フリクションボールペンは、60度以上で消えます。アイロンを書けると一瞬で消えます。
一気に5枚ほど消えます。
アイロンをかける祭は、問題文が印字されている面ではなく、裏面からアイロンを掛けましょう。
これは、アイロンの熱で問題文に印字されているインクが溶けてしまうためです。(めちゃめちゃアイロンが汚れます。)
ちなみに私は、アイロンをワイシャツ用と問題文用で2つ持っています。
⑤ ②〜④を何度も繰り返す。
これで、再度コピーすることなく、何度も個別問題を解くことが出来ます。総合問題にもアイロンを使うか?→使わない
総合問題については毎回毎回コピーして解いていました。これは個別問題のほうが、コピー作業(費用)に対する費用対効果が高いためです。
※総合問題は、7枚ほどコピーして、最低2時間(見直し含めて)は時間を使う。
※個別問題は、1枚ほどコピーして、5分ほどしか使えない。
まとめ
多くの問題を解く上で、個別問題を解く負担をいかに少なくするかは重要です。現在は、フリクションボールペンなどの昔になかったツールもあるので、どんどん活用していきましょう。(本試験では絶対に使わない。注意です。)